【1台目】タイレルP34シックスホイラー (1/10)
★発売日:1977年11月05日 (購入:1978年)
★発売価格:¥9,800
タミヤRCカーの3作目で、初のF1モデルのRC CAR。
タイレルP34シックスホイラーがそれで、実車はF1史上初の"6輪車"。キット化されたのはタミヤ本社に展示してある1976年の1型でなく、空力を洗練した1977年の2型。ボディは耐衝撃性スチロール製で、ロニー・ピーターソンやパトリック・デパイユのドライバーを再現。ジュラルミンのメインデッキ+4段階のギヤ比が選べるギヤケースにRS-380Sモーターの組み合わせはポルシェ934/935から踏襲され、ニカドバッテリーパックに対応。最大の特徴となる前輪4輪は、前側と後側がリンケージで連結され、微妙に切れ角を変えるという実車並みの装備で作動。日本ではF1自体が第1次ブームを迎え、このキットの人気に拍車をかけた。
そして、私の初めてのRC CAR。1978年1月3日、お年玉と貯めたお小遣いを全て握りして、近所の模型屋さんで購入した記念すべきRC CAR。ここから私のラジコン人生が始まりました。
【2台目】リジェJS9マトラ(競技用スペシャル) (1/10)
★発売日:1979年05月15日 (購入:1979年)
★発売価格:¥13,000
リジェJS9マトラのキットを元にオプションパーツを組み込みチューンした、初のF-1・CS(競技用スペシャル)キット。
スチロールボディと同時に練習用ポリカーボネートボディの付属や、リヤタイヤ前にもバンパーが付く点、1.5mm厚の17Sアルミ製メインシャーシなどは同じだが、内容は大幅にグレードアップ。
無段変速スイッチは主な部品に銀メッキを施した上で、配線を太くし抵抗を減らした。モーターはRS-540。フロントにはサンドイッチタイヤ、リヤにはφ70mmの大型スポンジタイヤ。セリカLBターボ同様の56歯スパーギヤは、デフ仕様とダイレクト仕様を同梱。またピニオンは3種類をセット。
1/12よりも大柄なシャーシの安定性に、コーナリング性能や加速性を高めるパーツが追加され、RCでもF-1人気を増大していった。